第四回防具付大分県空手道選手権大会結果!

8月25日、大分市レゾナック武道スポーツセンターにて第四回防具付大分県空手道選手権大会が開催されました。幼児~一般まで各階級に分かれて試合を行う組手のみの大会です。今回正流塾からは20名が参加!その中で4名が優勝する事ができました。

先ずは今回初出場の上毛支部小学1年男子、暎仁君!空手を始めて一年ちょっとですが、相手の攻撃をギリギリでかわしてから放つカウンターの逆突きは絶妙!練習通りの動きができれば、期待が持てる!しかし勝負の世界はあまくなかった。初戦の相手は藤本道場のT選手!とても動きが軽快で他の空手大会で優勝した経験を持つ強豪!暎仁君、得意の突きを再三出すが、緊張もあるのか?決めきれない!接戦であったが、相手に技ありを先制され、そのままタイムアウト!残念ながら負けてしまった。暎仁君は落ち込んだ様だが、今回は5名によるリーグ戦!まだチャンスはある。次戦より本領をし、残りの試合は全て全勝!終わってみれば3名が3勝1敗で並ぶという、運営側からすると何とも困った展開だ!協議の結果、決勝戦で巴戦を行う事が決定!決勝戦、最初の相手は初戦で負けた宿敵T君!しかし初戦とは打って変わり得意の逆突きで先制!負けじと猛攻を繰り出してくるT君に再び逆突きを決めて一本勝ち!そのままの勢いで2連勝し、嬉しい初出場初優勝と言う快挙を達成した。
次は姉、あかりちゃんと共に10月に開催される試合にエントリーしているので、さらに練習してまた優勝できる様に頑張ってほしいところです!
おめでとう暎仁君!

優勝二人目は小学3・4年女子の部にエントリーした上毛支部小学4年女子、琳ちゃん!とっても頑張り屋で練習でも一生懸命取り組む姿がみられ、何とか入賞して欲しいと思っておりましたが、今回嬉しい初優勝を飾りました。練習ではかなり良い動きをして他を圧倒する場面が多いですが、すごく緊張する様で本番では、なかなか結果を出せないでいました。今回、得意の突きや上段蹴りも出て、ついに試合で結果を出すことができました。次は大分県硬式空手道大会にエントリーしており、兄の琉君と共に昨年の雪辱を晴らして欲しいところです!
琳ちゃん、やりました!

優勝三人目は今大会MVP、宇佐支部中学3年女子、松成みこと!なんと一般女子の部に出場!4名によるリーグ戦でしたが全勝で優勝してしまった。ここ最近は防具付全日本大会、硬式世界大会と期待されながら結果がだせず今回は負けて元々、胸を借りるつもりで挑んだ大会でした!それが良かったのか?動きがいつも以上に良く、手数も出て、得意の中段前回し蹴りも炸裂し、素晴らしい組手を展開した。その快挙が評価され大分県知事賞も受賞しました。高校受験も控えているので恐らく中学最後の大会になるものと思いますが、終わりよければすべてよし!これまで空手で鍛えた精神力を生かして受験に、また高校生になってからも是非空手も頑張って欲しいと思います。

優勝四人目は豊築支部中学男子2年、末廣陽輝君!恵まれた体格で尚也師範の元で鍛えられ、最近は高校生を相手に練習をしており、入賞の常連!今回も見事優勝した。今後は出場する大会全て優勝するつもりで日々の稽古に励んで欲しいと思います。

今回負けはしましたがトーナメント決勝まで駒を進めた上毛支部シニアの部、猪俣!今回は一般男子、シニア男子入り乱れてのトーナメントとなり、不利は承知で挑んだのですが果敢に前に出続けて優勝まであと一歩でした。負けはしましたが、精一杯出し切っての結果なので次に繋がります。一年半前にアキレス腱を切る大怪我をした男とは思えない復活劇は見事です!猪俣貴久55才!皆に勇気と感動を与えているとこ間違いなし!さらなる躍進に期待します。

次に上毛支部中学3年男子、久保海斗君!今回は中学3年男子組手リーグ戦にエントリー!初戦で優勝した藤本道場K君に強烈な上段蹴りをもらい、その後も圧倒されて負けてしまった。しかし、そのあとの試合は奮起し、全勝!成績でいえば準優勝!よく頑張った!これから高校受験も控え忙しい日々になると思うが空手で培った精神力を少しでも役立てて頑張って欲しいと思う!

そして幼児の部、楓君!今回は他に幼児のエントリーがなく、1年生で身長がほとんど変わらない藤本道場T君に2試合先制の3本勝負と言う特別試合を組んでもらった!しかしこのT君、小1の中でもトップクラスに強くて流石に相手にならないと思ったが、果敢に前に出て手を出し続け、負けはしましたが臆することなく頑張ったその姿には感動を覚えました!次の大分県硬式大会でどれだけやれるか楽しみです!

最後に上毛支部期待の一般女子、土矢さん!彼女は生粋のアスリートで生粋の武道家!子供の頃から剣道を習い、今は剣道の指導や毛おこを積む傍ら、剣道の現役選手!空手は始めて2年足らず!練習熱心であり、持ち前のスタミナ、根性申し分なく、今回は黒帯相手に善戦しました。ここ最近メキメキ力をつけてきて、次の大分県硬式大会での活躍に期待します!

大会が終わって毎回思う事ですが、努力は必ず報われます。相手がいる事なので必ず勝てるかは判りませんが、一生懸命努力していれば優勝はできなくても入賞はできるでしょう!仮に入賞できなくても一年前の自分を、半年前の自分を、昨日までの自分を越える事は間違いなくできます。大会に出場する事で、それを確かめられた門下生は少なからず努力ができた人です。今回優勝した門下生は勝って奢らず、次の目標へ向かって歩みを進めて欲しいと思います。

最後になりますが甲斐会長をはじめ、勇武舘小野総務、藤本先生、大会スタッフの皆様、遠方よりご参加いただきました拳志会の皆様、誠心館の皆様、ご参加いただきました選手、保護者の皆様に感謝申し上げます。大変お疲れさまでした。ありがとうございました。

 

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