中学生の挑戦!

空手の指導を続けて既に25年が経ちました。

これまで多くの門下生が入門し、そして去っていきました。いつの時代も思う事は幼児、小学生から空手を続けてくれた門下生が空手を続けていく上で、最初に立ちはだかる大きな壁は中学進学という事になってきます。先ず環境が変わり、勉強も格段に難しくなり、さらに部活を始めれば空手を続けることが難しく、残念ながらやめていくという事を多く経験しました。自分の娘でさえ、中学生になってからは勉強、塾、部活で空手を続ける意思は持ち続けてくれましたが実際問題帰りも遅くなり、それから多くの宿題もやらなければならず徐々に練習へも参加できなくなり、昨年の全国大会出場以降、道場への練習参加は断念しておりました。それでも空手に対する強い思いを持っていれば継続できるはずと思っておりますがそこまでは持ち合わせてなかったのでしょう!今年の4月から部活をやめて空手で全国制覇を目指すという事で今は再開しておりますが・・・

そんな中、正流塾各支部には少ないながら中学生になっても部活もし空手も続けているスーパー中学生が頑張っております。サッカー部、バレー部、野球部、テニス部、いや~凄い!自分の娘の状況を知っているだけに本当に感心します。「継続は力なり」という言葉がありますが必ず今頑張っている事がこの先の人生で空手に限らず、色んなことを乗り越える大きな力になると信じています。また部活はしていませんが他に中学生で空手を続けて頑張っている子もいますし、高校生、さらには大学生、社会人になっても空手を続けている者が複数いる事は正流塾にとって大きな力です。そういった環境の中で空手を頑張っていること自体が挑戦であり、チャレンジャーです。空手の練習は厳しくつらい事も多々あるかもしれませんがその中でも目標や夢に向かって挑戦し、楽しく練習に取り組めるよう私達指導者も努力していかなければなりません。もし、やめたいなぁと思ったらちょっとだけ考えてみて下さい。やめる事はいつでもできます。それでも継続するのが難しかったらやめればいい。またやってみたくなったら、空手のできる環境になったらまた戻ってくればいい!先生は門下生が例え一人になっても継続していきます。去る者は追わず来る者は拒まずの精神で、いつでも待っています。

ゼロになったらどうするか?って   その時はきっぱりやめさしていただきます(^^)

 

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