正流塾

12月2日、熊本県御船スポーツセンターにて第22回の九州硬式空手道選手権大会が熊本硬式空手道連盟の
主管にて開催されました。九州全域から強豪が集うハイレベルな大会です。今回正流塾からは16名がエントリー！
門下生達が何処までやれるか？非常に楽しみだが、今回も当然私達は審判の為、殆ど観戦することはできません。
当日会場で確認してビックリ！なんと、Eパートの主審になっているではありませんか！？しかもコート長・・・
よくよく考えたら組手の審判の練習は何度もやっているので大丈夫だが、硬式空手で型の主審の練習はやった
ことがない。防空連でやっているのとは少し勝手が違い、手間取る場面もありましたが何とか無事終わって
良かったです。(-_-;)
とにかく判定ミスの無い様に気を付けました。何事も実際やってみないと判らない事がありますね！（反省）

さて、私の事は置いといて各パートでは白熱した戦いが繰り広げられておりました。そして最後に
行われたメインイベント、一般男子組手の部！豊築支部期待の星、松下マサヤ君が出場しております。
今回、高校組手の部に原田兄弟が出場しましたが、拳心会の福嶋兄弟にやられたとの事！マサヤへの
期待は高まります。先ずは1回戦。鹿児島拳心会の若くて勢いのある強豪選手と対戦しましたが何とか
延長で中段蹴りを決めて勝ちあげりました。そして続く2回戦。相手は拳心会のエース、S選手。
これまで何度か話をした事がありますが、彼はプロとしてキックのリングにも上がっており、毎日
20Kｍのロードワークを行っているとか！練習量もハンパではありません。マサヤが何処までヤレル
のか？マサヤの師匠である尚也支部長と一緒にドキドキしながらの観戦です。先制したのはマサヤ！
中段突きを見事に決めました。さらに鋭い中段廻し蹴りで2点目！「イケルぞ！」異様な緊迫感が走る中、
圧倒的パワーと気迫で果敢に攻め立てるＳ選手！たまらず場外に出てしまい一度目の警告がマサヤに入る。
次出れば相手に1ポイント入ってしまう。何とか踏ん張り応戦していた所へ鋭い上段蹴りを食らってしまった。
Ｓ選手に2ポイントが入り、同点に！こうなると自力で勝るＳ選手が俄然有利！さらに上段突きを食らって
しまい時間切れとなってしまいました。しかしそれにしても惜しかった。久しぶりに手に汗握る試合を見たと
同時にマサヤの可能性を見る事ができました（＾＾）
その後Ｓ選手は圧倒的強さで勝ち上がり、決勝戦へ！その前に立ちはだかったのは我らが大硬連竹下会長の
ご長男、ワタル君。準決勝で優勝候補の一人、正流拳のＮ選手を破り、波にのってます。先制したのはワタル君。
その後もお互いに撃ち合うスリリングな攻防が続き、ポイントは3対3のイーブン。終盤ワタル君が果敢に前へ
突きで攻め込んだものの、紙一重でかわされ、逆にカウンターの突きを食らってしまいました。結果4対3で
敗れはしたものの、彼はまだ19歳。今後が非常に楽しみな選手です。
今大会で感じた事は、やはり普段しっかり努力している選手がこの様な大舞台で勝ち上がれると言うことですね！

我が正流塾からは残念ながら優勝者はでませんでしたが、5名の入賞者がでました。特に6年生の
武田リョウ君は小柄な為、無差別の試合で、ましてや硬式ルールで勝ち上がるのは至難の業と言えますが、
「よくぞ、入賞してくれた」と思っております。
また今回自身初の入賞となった元永ライヤ君、おめでとう。ご両親が大変喜んでくれた事と思います。

さあ、今年も残すところ1か月を
切りました。今週は今年最後の昇級昇段試験、23日は原先生の率いる創凛塾主催の
白桃旗大会！まだまだ忙しい日は続きますが、このまま2019年へ駆け抜けます。
「おーい、みんな、ついて来いよ～」
大会結果
小学2年型の部 準優勝 　　　末廣ハルキ君（豊築支部）
小学5年型の部 3位　  　　　元永ライヤ君（宇佐支部）
小学6年生男子組手の部 3位　武田リョウ君（宇佐支部）
中学3年女子組手 準優勝 　　武田ハルカさん（宇佐支部）
高校一般女子組手の部　　　松下コトミさん（豊築支部）

今大会におきましてご尽力頂きました熊硬連の各先生方、保護者の皆様大変お疲れさまでした。
ありがとうございました。