第11回防具付全日本空手道選手権大会結果

7月26日、数か月前から決戦の地を知らしめるように噴火を繰り返す鹿児島県桜島!直前には台風の襲来まで懸念され、まさに波乱を予感させる状況の中、決戦の地、南栄アリーナにて第11回防具付全日本空手道選手権大会は開催されました。

前日の25日には全国各地からこの日の為に鍛えぬいた精鋭が鹿児島の地へ続々と集結!正流塾代表である私は今回尚也師範が仕事の関係で参加できないと言う事でただ一人高速をぶっ飛ばし見事覆面につかまり反則金35,000円頂戴致しました(;’∀’)
正に波乱の幕開け!指導者としてあるまじき失態です。皆さん、レーダー付けましょう!いやいや法定速度守りましょう!

気を取り直してホテルへ向かい、その後開催された懇親会に参加し、かつて拳を交えた拳友やお世話になった諸先輩方と楽しい宴を囲みました。

日にちが変わって26日、車ごとフェリーで決戦の舞台、桜島へ運んでもらい、降りて僅か3分程度の所に決戦の会場はありました。
今回私は一般軽量級と団体戦決勝の主審を任される事になりましたが、それ以外は時間が十分あり、門下生の試合をしっかり観戦する事ができました。

小学5・6年女子組手の部出場の足立琳(上毛支部)
練習熱心でメキメキと力を付けてますが、これ迄試合では極度の緊張から実力を発揮できずにいました。今回はどうなのか?緊張の1回戦、普段通り間合いを詰めていき技も良くでている様だ。練習通りの動きで見事上段突きを決め初戦を突破!続く2回戦、相手は長身の選手で5年生の中でも小柄な琳ちゃんにとっては、かなりやりにくそうな相手。果敢に攻めるが、なかなか決めきれずにいるところへ中段蹴りを入れられ技ありを先制されてしまった。そのまま無念のタイムアップ!負けたとは言え自分らしい戦いができて良かったと思う。次に向けて十分期待の持てる内容だった。

高校一般女子出場の松成みこと(宇佐支部)、松下琴美(豊築支部)!
尚也師範の元で全国制覇の夢を追い続ける一般女子松下琴美!順当に勝ち上がり迎えるは連覇の女王、大阪錬桜会のH選手!切れのある鋭い足技で攻め込まれるも間一髪かわし一進一退の攻防が続く!その刹那、カウンターの突きを合わせるもやや浅かったか?審判の旗は上がらず!そのまま本戦が終了し、判定へ!副審の旗が1本H選手に上がりはしたものの主審判定で引き分けになるかと思いきやそのままH選手が勝ち名乗りを受け無念の敗北となってしまった。観戦していた私としては連覇しているH選手と十分渡り合えた事を自信に変え、来年こそは栄冠を手にして欲しいと思う。

続いて高校1年生ながら一般の強豪に交じって戦う事になった松成みこと!部活でも空手部(寸止め)に入部し、練習量は申し分ない!初戦の拳心会U選手と激しい技の攻防を繰り返した末に順当に勝ち上がってきた。迎える準決勝!相手は正流塾の先輩松下琴美を破って勝ち上がってきた女王H選手!しかし怖いもの知らずのみことは全く臆する事がない。ガンガン前に出て攻め立て中段を捉えたかと思った前廻し蹴りは副審の旗が一瞬上がりかける程惜しい技だった。その後はH選手の鋭い技を食らい破れてしまった。続く3位決定戦!相手は錬和舘のベテランH選手!先に技ありを先制されるも取返し本戦終了!延長戦でも果敢に攻めるも格上相手の連戦にスタミナが切れが明らかだった。決着は付かず判定へ!H選手へ軍配があがった。とは言え一般に混じり良く頑張った。4位入賞は見事!

中学1年足立琉(上毛支部)、小学6年(豊築支部)山本聖大
小学高学年から中学生になってくると少年部とは言え、迫力も増してきて激しい戦いが続く!
小学年の中でも体格が良く一際目立つ聖大。普通に見れば絶対圧勝と思ってしまうが、ここは全国の舞台!そう簡単には事が運ばないのだ。相手選手は明らかに小柄ではあるが、動きが素早くとらえきれずにいるところに鋭い技をもらってしまった。無念の敗北。この経験をバネに尚也師範の元でしっかり鍛え、次に期待したい。

続いて琉!部活との両立で頑張る上毛支部期待の選手!ここぞと言う時に技をだし絶妙のタイミングをもっている。初戦の相手は優勝候補の一人、強豪が集う大阪錬桜会のM選手!琉より上背があり、やりにくそうだ。それでも持ち前のステップで相手の技をかわし、得意の突きを狙うが懐が深く届かず。一進一退の攻防の中、技ありをとられやられてしまった。素質は十分ある。一から鍛えなおし目標は高く、全国制覇を目指して欲しい!

猪俣夫妻
(一般男子Ⅱ部組手、一般女子Ⅱ部組手)
先ず登場したのは夫・貴久!40過ぎから空手を始め15年。悲願の全国制覇を目指す。2年前はアキレス腱断裂の大けがを負いながらも復活。緊張の初戦。相手選手が前に出てくるところへ快心の上段突き!相手選手が後方へ倒れる程の強烈な一撃だった。続いてもう1本と期待しているところに再度突きを見舞うも僅かに外れ、なんと!?猪俣の肩が外れてしまった。好事魔多し!運命とは皮肉なものだ。まさかの初戦リタイアとなり、今年の夏は終わってしまった。

旦那の無念は妻が晴らす!空手を始めて僅か3年。とは言え幼少の頃より剣道を始め、今なお剣道も続けながら空手を修練する生粋の武道家!持前の根性でメキメキ力を付け、今回が全日本大会初挑戦。次々に強豪を破り、迎えた決勝戦。相手はこれまで他の大会で2度対戦し破れている広島練和舘T選手。3度目の正直!先制の技ありを決めすのままタイムアップ!見事初出場初優勝を飾った。私の門下生としては二人目の全国優勝者だ。おめでとう土屋さん!いや光恵さん!(普段は旧姓の土屋さんと呼んでます)
妻に先にやられてしまった猪俣の心境は複雑だったろう!来年はアベック優勝期待します!

 

中学3年男子組手 末廣陽輝(豊築支部)

尚也師範が今年こそはの絶対優勝すると断言する豊築支部期待の星、陽輝!
中学生になってからメキメキと力をつけ、体も大きくなり、これまでも期待されながら、あと一歩及ばなかったが今年はどうか!初戦から落ち着いた試合運びと持ち前のパワフルな技で順当に勝ち上がり迎えた決勝戦!陽輝快心の中段蹴りで先制の技あり!その後、猛追してくる相手の技をしっかり捌きながら要所で技を出すもお互い決まらずタイムアップ!ついに全国の頂点に上り詰めた!尚也師範悲願の全国優勝者を輩出した。
聞くところによると部活で疲れ果ててる中、空手の稽古、自宅での鍛錬をやりぬいたとの事!本気で全国制覇を目指すとはこう言う事!良いお手本を示したと思う。ここまでやっても全国制覇できるかどうかは判らない厳しい勝負の世界。それでも本気で目指すなら陽輝や猪俣さん夫妻をお手本に強い覚悟をもって挑んで欲しいと思う。
大会前、満身創痍の体で覚悟をもってミットを持ち、陽輝の相手をしてきた尚也師範の期待に応えた陽輝!優勝おめでとう!

団体戦
今回は団体戦も行われ中学生組手は先鋒女子、中堅・大将は男子で構成された。正流塾は先鋒・松成真希(宇佐)、中堅・足立琉(上毛)、大将・末廣陽輝(豊築)で臨む事になったが先鋒の松成が欠場となったため、2名で戦う事になった。それでも何とか凌いで準優勝へ食い込んだ!

こうして風雲急を告げる第11回防具付全日本大会は終わった。南谷実行委員長率いる鹿児島県連の皆様、スタッフの皆様、参加された各団体の先生方、選手の皆様、大変お疲れさまでした。来年第12回大会は東京で開催されます。

追記
私は大会終了と共に単身帰路へ向かいました。桜島インターで黒豚とんかつ御膳を堪能し、安全運転で睡魔と闘いながら山田インター辺りでまたまた腹が減ってきましたが食欲を振り切って無事帰宅!ホッとすると急に思い出す3万5千円!
よし、これをバネに一気に100倍稼ごう!!
くぅ~!忘れられない思い出の大会になったなぁ(笑

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