正流塾

去る12月1日、熊本県のウィング松橋メインアリーナにて第3回全九州硬式空手道選手権大会が開催されました。

今回は県予選を勝ち抜いた末廣陽輝（中学2男子・豊築支部）が組手・形の部、松下琴美（一般女子組手の部・豊築支部）、土矢幸恵（一般女子組手の部・上毛支部）の3名が正流塾からエントリー！
今回も私と尚也師範は終日審判のため、殆ど観戦する事は出来ない状況でした。しかし幸いな事に中学男子2年組手の部は私が担当するパートで行われたため、審判をしながらではありましたが、陽輝の組手を観戦する事ができました。ただ私自身、審判に集中していたため、準決勝までは陽輝の事に全く気付いたなかったです(;’∀’)
陽輝の準決勝の相手は優勝した熊本正流拳のT選手！一進一退の攻防が続く中3対2で惜しくも敗退！その後に行わてた3位決定戦では相手を全く寄せ付けず5ポイント差によりる圧巻の1本勝ちでした。優勝する選手との実力差は紙一重！と思いましたが、勝つと負けるでは大違い！来年こそはその高い壁を越えて欲しいと思います。

一般女子組手の部！それは奇しくも正流塾女子対決となりました。私の門下生・「土矢幸恵」対尚也師範の門下生「松下琴美」！かつて私達兄弟も幾度となく現役時代は兄弟対決を経験してきました。現役引退後も門下生同士の対決は幾度となく繰り返され、言わば永遠のライバルの様な存在です。今回先制したのは土矢！これまで地道に練習してきた中段突きが炸裂！しかし先輩としての意地を見せる松下が攻勢に転じ中段蹴りをお返し！さらに上段突きで1点差に突き放す。ここで土矢の闘争本能がさらに燃え上がり、持ち前の負けん気の強さも手伝って猛攻に転じます。追う者の強さなのか？中段蹴りを決め、さらにもう一発中段蹴りを炸裂させタイムアップ！嬉しい初優勝を飾りました。未だ空手を始めて2年足らずですが常日頃の稽古の成果を存分に発揮できたと思います。来年以降とても楽しみな門下生の一人です。

こうして九州各地より結集し、行われた全九州硬式空手道選手権大会は無事終了致しました。桃井会長を始め、九州各地区より集まっていただきました先生方、全硬連よりご来場いただきました先生方、大会を主管していただきました熊硬連の先生方、スタッフの皆様、大変お疲れさまでした。素晴らしい大会をありがとうございました。