正流塾

去る10月6日熊本県ウイングまつばせ（メインアリーナ）にて第8回正流拳体力別空手道大会が個人戦・団体戦合わせて500名以上の選手がエントリーし、盛大に開催されました。この大会は幼児～高校生までが各学年及び実力に応じてA～Cクラスと分けてトーナメントでの試合を行うため、未だ組手に不慣れな門下生や初挑戦の門下生も参加しやすく我が正流塾は毎年参加している大会の一つです。

今回上毛支部からは映仁君（小1）、姉の明莉ちゃん（小2）、涼花ちゃん（小3）、一美ちゃん（小3）、凛ちゃん（小4）、琉（小6）、拓海（小6）がエントリー！その中でも映仁君は硬式ルール初挑戦、明莉ちゃんは試合自体が初挑戦となりました！しかしこの姉弟はセンス抜群！特に明莉ちゃんは練習も全力で取り組んでおり、初出場とは言え、Cクラスであれば優勝も狙うるのでは？と思っておりましたが終わってみれば姉弟揃ってのダブル優勝！弟の映仁君は9月の防具付県大会でも優勝しており、大会では負け知らずとなりました。二人とも今後がとても楽しみです。

次に登場してきたのは小学3・4年女子組手の部Bクラスにエントリーした涼花ちゃん、一美ちゃん、凛ちゃん！
これまで大会で勝ち星のない涼花ちゃんでしたが、ついに嬉しい初勝利をあげました！観客席のご両親に向かってガッツポースが印象的でした。入賞はできませんでしたが、成長している姿がみれて何よりです。続いて凛ちゃん！このクラスなら優勝も十分とありえると思っておりましたが3位に後退！変わって決勝の舞台に駒を進めたのは、ひとちゃん！決勝戦ではこれまでになく攻めまくり、一見別人か？と思う程の戦いを展開していましたが惜しくも負けてしまいました。負けたとはいえ、準優勝！よく頑張りました。

最後に登場したのが拓海と琉！小学5・6年男子Bクラスにエントリー！拓海は体が大きく、対戦相手は見ただけでビビりそうではあるが、そこはやはり試合に出てくるだけあって、その様な選手は、ほぼ皆無！残念ながら負けてしまったが自分のパワーをしっかり生かせるように鍛錬し、次こそはの思いで頑張って欲しい！

そして琉！Bクラスであれば優勝か！？と思われたが思わぬ伏兵が身内に現れた。
時折、組手練習をしている一つ年下のセイタ君（豊築支部）！普段の練習では負ける事が殆どないのだが、この日は違った！初優勝の懸かった決勝戦のためか！琉の動きがいつもとは違う！対して普段から緊張等とは無縁と思われるセイタ君！さらにこの日は屋外にキッテンカーの出店があり、優勝すれば好きな物を買ってもらえるとあって俄然パワーアップしたセイタ君。自分の嫌な予感は的中し、セイタ君、見事初優勝！正流塾がワン・ツーフィニッシュとは言え、琉にとっては悔しい結果となってしまいました。ともあれ二人とも良く頑張りました。来年はAクラスですな！

個人戦終了後に行われた団体戦！これまで正流塾はメンバーが揃わずエントリーできなかったのですが今回初めて小学女子3.4年の部に出場する事ができました。とは言え各団体、威信にかけてメンバーを揃えてきます。未だBクラスで出場している正流塾チームでは歯が立たなかった！先鋒涼花ちゃん、中堅凛ちゃん、大将一美ちゃん！唯一凛ちゃんだけが1点差と接戦だった。普段の練習では抜群の強さを見せる凛ちゃん！練習も熱心な凛ちゃんだけに、次に期待したいところです。

こうして500名以上のエントリーがあった松橋の合戦は無事終了致しました！今回は負けはしても正流塾各門下生の成長がみれた事が何よりでした。この素晴らしい大会を主催していただいた長瀬先生他、正流拳各先生、スタッフの方々に心より御礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。お疲れさまでした。